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3 振幅の大きさの影響

濃度変化への振幅の大きさの影響を調べるため, 励起するモードを $ (0,4)+(2,4)$に, 与える振幅の比を $ A^0:A^2:C^2=1:2:2$ (III-7と同じ)にそれぞれ固定し, 振幅の大きさを変化させた. この時の濃度変化の様子を図17に示す.
図 17: 励起したモードを(m,n)=(0,4)+(2,4),与える振動数比をIII-7に固定し て振幅を変化させた時の濃度変化.
\includegraphics[width=0.45\textwidth]{eps/amphikaku2.epsi}
この結果より,振幅が大きくなるほど濃度の減少が起き, また早い時間で濃度が下がっている. これらより,与える振幅を大きくするほど 内部の仮想粒子が早い時間で均一に散らばることがわかった.


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鈴木, 高橋, 宮嵜, 青山