2.5 数値計算法および実験設定

空間方向の離散化についてはスペクトル法を用いる。各従属変数について、$ x,y$方向にFourier級数展開、$ z$方向には境界条件を考慮してsinまたはcos級数展開を行なう。展開方法の詳細はAppendixで述べる。時間発展は4次のルンゲクッタ法を用いて行う。

計算領域は$ L_x=L_y=10$$ x$,$ y$,$ z$方向の切断波数は$ L=M=21$,$ N=10$とする。無次元パラメータは古川 & 新野(2006)[4]に合わせて$ Re=10$,$ Ra=10^4$,$ Ta=f^2=10^4$で計算した。

初期に従属変数に微小擾乱を与えてそこからの時間発展を計算する。

SAITO Naoaki
2008-03-07