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1 振動数を変化させた時の濃度の違い

図 18: 濃度の時間変化(非軸対称モードの組合せ). 振幅の与え方はVIII-22に固定.励起したモード$ (m,n)$はそれぞれ $ (1,3)+(3,3)$, $ (1,5)+(3,5)$, $ (1,7)+(3,7)$.
\includegraphics[width=0.45\textwidth]{eps/n3n5n7_8.epsi}
動画:マーカー粒子の時間変化. (1,3)+(3,3), (1,5)+(3,5), (1,7)+(3,7).
18のグラフは, 振動のパラメータを同じくし,振動数のみ変化させて比較を行ったものである. なお,振幅の与え方をVIII-22に固定すると $ (m,n)=(1,3)+(3,3)$の粒子が検査領域外へ出てしまうため, 与える振幅の比を $ C^1:D^1:A^3:B^3=1:1:2:2$ (VIII-22と同じ)にし, それぞれの振幅を0.8倍して計算を行った. グラフより, $ (m,n)=(1,3)$$ (3,3)$の組み合わせと, $ (1,5)$$ (3,5)$の組み合わせはほぼ同じ所まで濃度が下っている. しかし, $ (1,5)$$ (3,5)$の方が短時間で混合が起っていることがわかる. また$ (1,7)$$ (3,7)$ の組み合わせは他の2つより濃度が下っておらず混ざり難いことがわかった.


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鈴木, 高橋, 宮嵜, 青山