粒子画像流速測定法と渦運動エネルギーを用いた回転水槽実験で発生する傾圧不安定波の定量化

論文 正誤表

本研究で、解析する段階での操作ミスが発覚しました。筆者の不注意を深くお詫び申し上げますとともに、本論文の訂正をさせて頂きます。

<詳細> PIVにより流体の速度を換算しているのですが、その写真の時間差を「0.333秒」とするところ「0.500秒」として、全て解析をしていました。解析をやり直し、検証を行った結果、速度と相対渦度に対しては3/2倍、エネルギーに対しては9/4倍をした値が正しいことが分かりました。本論文の趣旨である全体のエネルギー比率の値は変わらず、要旨などの変更はありませんが、本編で9か所と図4枚のキャプションの数字、付録の4か所と図4枚のキャプションの数字について訂正が必要になりました。
3章 3.1節 2段落目
(誤)「最大のところでおよそ6.0mms-1であった。」
(正)「最大のところでおよそ9.0mms-1であった。」
3章 3.1節 3段落目
(誤)「観測値(6.0mms-1)と比べてやや小さいが、」
(正)「観測値(9.0mms-1)と比べてやや小さいが、」
3章 3.1節 4段落目
(誤)「これは、水面流速(平均的に0.5〜4.0mms-1)のおよそ」
(正)「これは、水面流速(平均的に0.8〜6.0mms-1)のおよそ」
3章 3.1節 5段落目
(誤)「速度の最大は約5.0mms-1である。」
(正)「速度の最大は約7.5mms-1である。」
3章 3.1節 6段落目
(誤)「ジェット軸の速度は約3.0mms-1、相対渦度場はジェット」
(正)「ジェット軸の速度は約4.5mms-1、相対渦度場はジェット」
3章 3.1節 図3.3と図3.4と図3.5のキャプション
(追記)「カラーバーの値の3/2倍とする。」
3章 3.2節 2段落目
(誤)「で定常状態となり、KEは約4.0x10-6m2s-2で変動が」
(正)「で定常状態となり、KEは約9.0x10-6m2s-2で変動が」
3章 3.2節 3段落目
(誤)「それ以降のMKEは約1.0x10-6m2s-2、EKEは約3.0x10-6m2s-2で変動が小さくなる。」
(正)「それ以降のMKEは約2.3x10-6m2s-2、EKEは約6.8x10-6m2s-2で変動が小さくなる。」
3章 3.2節 4段落目
(誤)「定常状態の期間でも約0.2x10-6m2s-2の大きさで」
(正)「定常状態の期間でも約0.5x10-6m2s-2の大きさで」
3章 3.2節 図3.6キャプション
(追記)「y軸の値の9/4倍とする。」
付録1 3段落目
(誤)「外側側壁で一番大きく約5.0mms-1、内側側壁で約3.0mms-1、中央で約2.0mms-1である。」
(正)「外側側壁で一番大きく約7.5mms-1、内側側壁で約4.5mms-1、中央で約3.0mms-1である。」
付録1 4段落目
(誤)「3方向の約6.0mms-1の速度の大きい領域が」
(正)「3方向の約9.0mms-1の速度の大きい領域が」
付録 図A1.3と図A1.4と図A3.2と図A3.3のキャプション
(追記)「カラーバーの値の3/2倍とする。」


粒子画像流速測定法と渦運動エネルギーを用いた回転水槽実験で発生する傾圧不安定波の定量化