F. 暴走温室状態の大気構造

F.b. 物理量分布時間変化

暴走温室状態の比湿子午面分布(動画)

下の動画 1 は対流圏における比湿の東西平均分布の時間発展である. 全球的に水蒸気量は増加すると同時に南北差は時間とともに減少していく. 400 日以降は極域における水蒸気量の増加が顕著である. 30 度付近で蒸発した水蒸気が高緯度側に輸送され極域に溜って いくためであると思われる.

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動画 1: 実験 S1800 における比湿の子午面分布の時間変化. 単位は Kg/Kg.


暴走温室状態の比湿子午面分布(動画) F.b. 物理量分布時間変化