2020. 7. 15
男女共同参画委員会
以下の要領で男女共同参画ランチタイムセミナーを開催いたします。
2016年に第1回目のランチタイムセミナーを講演会形式で実施したのを皮切りに、第2回目と第3回目はパネルディスカッション形式で、そして昨年の第4回目はフリーディスカッション形式でセミナーを開催してきました。過去のセミナーのテーマについては下表をご覧ください。
過去の男女共同参画ランチタイムセミナー
回 数 | 開催年 | 形 式 | テーマ |
第1回 | 2016 | 講演会 | ジェンダーを越えたイノベーション人材の育成について |
第2回 | 2017 | パネルディスカッション | これからの男性研究者の働き方について考える |
第3回 | 2018 | パネルディスカッション | 共働きの勤務地問題について考える |
第4回 | 2019 | フリーディスカッション | 皆が働きやすい職場について考える & 女性理系研究者を増やしていくために |
今年は新型コロナウィルスのために年会自体の開催が危ぶまれましたが、ZoomによるWeb講演会として開催することが決まりました。これを受けて男女共同参画委員会としてもランチタイムセミナーを開催いたします。
ここ数年、「少子高齢化による労働人口の減少」、「長時間労働問題」、「正規・非正規問題」などの社会問題を解決するために、『働き方改革』が推進されてきました。上表のように、男女共同参画ランチタイムセミナーにおいても、勤務地の問題や職場環境など、働き方をテーマに意見交換してきました。今年、新型コロナウィルス感染症対策の一環として、「テレワーク」、「在宅勤務」が一気に進みましたが、これは『働き方改革』の一つと考えられます。やむを得ず選択したこの勤務形態ですが、最近では望ましい選択肢の一つであるという報道を耳にします。一方で、在宅で仕事をすることにより,家事・育児などへの取り組み方の変化もあったのではないかと考えられます。
そこで今年の男女共同参画委員会は、「研究者・教育者にとってのアフターコロナの働き方について考える」というテーマを企画しました。研究者は、この労働形態をどのように受け入れ、また、どのように向き合えば良いのでしょうか。実験系と非実験系では、当然、異なると思います。教育機関に所属する方々、つまり教育者にとって、遠隔授業は対面授業の代替方法となり得るのでしょうか。また、研究室の学生指導と「テレワーク」は相容れるものなのでしょうか。さらに、共働き世代の研究者にとって、在宅勤務の広がりは男女共同参画推進のひとつのチャンスとも考えられますが、皆が気持ちよく働けるために、これをどう活かせるでしょうか。
昨年に引き続きフリーディスカッションの形式でランチタイムセミナーを開催いたします。参加者の方々がパソコンの前で昼食をとりながら自由に意見交換することで、今後の研究・教育のスタイルを展望しつつ、新しい働き方を模索したいと考えております。下記要領で開催いたしますので、是非、ご参加くださいますようお願いいたします。
テーマ「研究者・教育者にとってのアフターコロナの働き方
について考える」
ファシリテーター: |
高知工科大学 蝶野 成臣
日本大学 小紫 誠子
|
企 画: |
日本流体力学会男女共同参画委員会 |
日 時: |
2020年9月19日(土) 12:30 - 13:30 |
場 所: |
オンライン A室 |
形 式: |
フリーディスカッション(昨年と同様) |
参加費: |
年会参加登録費に含まれます |
事前申込: |
不要 |
皆様のたくさんのご参加をお待ちしております。