若手優秀講演表彰




日本流体力学会・若手優秀講演表彰の設置

 日本流体力学会年会では,学生,若手研究者等による優れた発表に対する表彰を行います.

 対象は,日本流体力学会年会において講演を行った者(筆頭著者)のうち,30歳未満(2023年4月1日現在)の学生,社会人等であり,講演申込時に応募した者とします. なお過去に,日本流体力学会年会または数値流体力学シンポジウムにおいて当該表彰を受けたことがある者は,対象外とします.

 講演申し込みページにて,当該項目の「応募する」を選択して頂くことで申し込みが可能です. また,応募された方は講演論文の投稿が必須となり,投稿がない場合は表彰対象外となりますのでご注意ください.対象の方々におかれましては,積極的なご応募をお待ちしております.

 なお,受賞後に上記の応募資格を満たさないことが判明した場合,受賞を取り消す可能性があります.上記の応募資格を十分に確認してからご応募ください.

 日本流体力学会年会2023 実行委員会



若手優秀講演表彰 受賞者のご報告

 厳正な審査の結果,以下の13名の方が,日本流体力学会年会2023における若手優秀講演受賞者に選ばれました.受賞された皆様におかれましては,誠におめでとうございました.

若手優秀講演者 受賞者一覧(50音順)
上野 直哉 / 回転流体中における2次元Taylor-Green渦の不安定性の非線形発展
江田 駿介 / 自由表面を伴う物体後流の室内実験と強化学習による制御
小川 澪 / 二つの異なる液体間の力学的な界面張力と熱力学的な分離仕事:分子動力学解析による比較
Clint John Otic / Capillary Condensation in Porous Structure Reconstructed from TEM Images of a Cathode Catalyst Particle in PEMFC
鎌田 有紘 / 初期火星全球水循環モデルによるValley Network地形の形成シミュレーション
佐々木 洋 / 集束超音波音響流アクチュエータの音圧および誘起流特性の評価と円柱後流制御への適用
鈴木 龍汰 / 有効界面張力を伴う混和系VFにおけるペクレ数の影響に関する数値シミュレーション
藤田 駿 / 乾燥大気大循環モデルはQBO的振動を生みだすか?
松川 裕樹 / Taylor渦流を基にしたTaylor-Couette-Poiseuille流の流動状態遷移過程
山口 宙大 / 格子ボルツマン法を用いた随伴解析に基づく形状最適化によるキャビティ音の低減
横山 裕杜 / 光弾性法による三次元流体応力場計測に向けた応力光学則の再検討
吉井 究 / 平行平板中の引力を有する粉体流におけるジャミングと臨界スケーリング
渡辺 昌仁 / 特異ベクトル法に基づく線形化Ginzburg-Landauモデルにおけるアクチュエータ位置最適化

 今回,受賞には至らなかった全ての若手研究者を含めて,皆様方の今後の更なる研究の進展を祈念しますと共に,次年度以降,再び年会やCFDシンポ等を通じて,最新の成果をご講演いただけることを楽しみにしております.

 この度は,日本流体力学会年会2023へのご参加、誠にありがとうございました.


日本流体力学会年会2023 実行委員会