この問題は、いくら議論していてもきりがないし、世の中のIT化の流れの中でいずれは直面せざるを得ない問題ですから、とにかくやってみるしかありません。しかし、そのリスクの大きさを考えて、既存の「ながれ」を取り込んでしまうような事はせず、「保険」として紙媒体はそのまま残して、まったく別の論文媒体として「ながれマルチメディア」を創刊することになったのです。 というわけで、「ながれマルチメディア」は単なる「流行りもの」ではなく、少し大げさな言い方かも知れませんが、
将来の学会のあり方を問う壮大な実験
でもあるのです。