3.ながれマルチメディア-―実験の経過報告
著者の反応 ながれマルチメディアの論文をはじめて募集したとき、編集委員会としてもどのような形態の論文が電子化された論文として最適であるか判断できませんでしたので、とりあえず、具体的な体裁は特に指定せず募集しました。その結果、投稿されたすべての論文がhtmlでかかれていたものの、その体裁はまちまちで、中にはコンピューター画面上で読むにはかなり読みづらいものもありました。そこで、著者に了解をいただいて、こちらで体裁を整えることにしました。この作業では大学院生の飯沢氏(後の解説記事参照)といろいろ議論しつつ「コンピューター画面上で読みやすい形態」を試行錯誤で探りました。この整形作業には相当の時間と労力を要しましたが、結果的にはかなり満足のいく形にできたと思っています。 2年目の昨年は、投稿者全員が前年の投稿者または、その研究グループの一員であったこともあり、著者から投稿された原稿にほとんど手を入れることなく完成しました。さらに、3年目の今年ははじめての投稿も2件あり、徐々にこの形態が浸透しつつあると感じます。