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2 振幅の与え方の影響

振動の振幅$ A^0$, $ C^0$, $ A^2$, $ B^2$, $ C^2$, $ D^2$の与え方の影響を調べるため, 様々な組合せについて濃度変化を調べた結果を図16に示す. ここで励起するモードを $ (m,n)=(0,4)$$ (2,4)$に固定している. これらのグラフを比較すると, 組合せIII-7が最も短時間で濃度が下っており, 混合が促進されているということがわかる.

最も良く混ざる組合せIII-7は回転運動をしている. 一方,実験で良くみられる4重渦の軌跡(組合せII-4やV-15)では, 回転運動をするもの(組合せI-1,III-7,VI-10)より内部の混合は起こっていない.

図 16: 濃度の時間変化(振幅を様々に与えた場合). 励起したモードは $ (0,4)+(2,4)$に固定. 振幅の与え方はI-1, II-4, III-7, IV-10, V-15.
\includegraphics[width=0.45\textwidth]{eps/m0n2m2n2.epsi}
動画:マーカー粒子の時間変化. I-1, II-4, III-7, IV-10, V-15.


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鈴木, 高橋, 宮嵜, 青山