E. 平衡状態の大気構造

E.k. 擾乱の特徴

実験 S1380 における鉛直積分比湿分布時間変化

赤道から高緯度に移動する降水を伴う擾乱に伴い水蒸気の輸送が行われると思われる. 擾乱に伴う水蒸気輸送を見るため, 実験 S1380 における比湿の鉛直平均値の 時間発展を下に示す. 降水を伴う擾乱に伴って, 高緯度から乾燥した空気が, 低緯度から湿った空気が動 いているように見える.

figure35
動画 1: 実験 S1380 における降水分布時間変化. ほぼ平衡に達したと思われる状態で 16 日間の降水分布の時間発展を 示したもの. 単位は Kg/Kg.


実験 S1380 における鉛直積分比湿分布時間変化 E.k. 擾乱の特徴