■ 若手優秀講演表彰

日本流体力学会・若手優秀講演表彰の設置

2021年度より，日本流体力学会における，学生，若手研究者等による優れた発表に対し，これを表彰し，流体力学分野における研究活動のさらなる発展に資することを目的として，若手優秀講演表彰を設置することとなりました． 対象は，第38回数値流体力学シンポジウムにおいて講演を行った者（筆頭著者）のうち，2024年4月1日時点で30歳未満の学生，社会人等であり，講演申込時に応募した者とします．なお, 過去の数値流体力学シンポジウムあるいは日本流体力学会年会において当該表彰を受けたことがある者は対象外とします． 講演申し込みページにて，当該項目の「応募する」を選択して頂くことで申し込みが可能です． また，応募された方は講演論文の投稿が必須となり，投稿がない場合は表彰対象外となりますのでご注意ください．対象の方々におかれましては，積極的なご応募をお待ちしております． なお，受賞後に上記の応募資格を満たさないことが判明した場合には，受賞を取り消す可能性がありますので，上記の応募資格を十分に確認した後，ご応募ください．

若手優秀講演表彰　受賞者のご報告

厳正な審査の結果，以下の7名の方が第38回数値流体力学シンポジウムにおける若手優秀講演受賞者に選ばれました．受賞された皆様におかれましては，誠におめでとうございました． 若手優秀講演者　受賞者一覧 久木元 翔太／歳差運動をする円筒容器内における気液二相乱流の直接数値シミュレーション 近藤 秀祐／遷臨界流体の加熱管路内部流動LES 佐藤 康平／気液界面から蒸発する水分子の分子動力学シミュレーションによる速度分布評価 寺田 雄／トーラス管における赤血球流れの流動遷移 中野 元大／渦の階層構造に基づく乱流中の液滴分裂 野津 有礼／4次元超解像データ同化法（4D-SRDA）を用いた3次元準地衡多層流れの時空間同時データ同化 脇村 尋／相変化を考慮した圧縮性気液二相流の非構造格子における高解像度数値解法 　今回受賞には至らなかった全ての若手研究者を含めて，皆様方の今後の更なる研究の進展を祈念しますと共に，次年度以降，再び年会やCFDシンポ等を通じて，最新の成果をご講演いただけることを楽しみにしております． 　この度は，第38回数値流体力学シンポジウムへのご参加，誠にありがとうございました．

第38回数値流体力学シンポジウム実行委員会