第38回 数値流体力学シンポジウム
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■ ベストCFDグラフィックス・アワードの応募について

投票方法の詳細につきましては、12/9(月)朝に参加登録者宛にメールにてお知らせする予定です。
【投票締め切り:12月12日(木)(学会2日目)13時00分】

作品001 Stairway to turbulence

    Marco Edoardo Rosti (Okinawa Institute of Science and Technology)

    The figure shows that away from the wall, at the top, turbulence is 2D and characterized by coherent and large vortices. On the other hand, at the bottom the wall causes turbulence to become 3D, characterized by the presence of small-scale vortices. Ultimately, 2D turbulence cannot be sustained over a rigid surface, since the presence of the wall will eventually make it 3D, even at large distance from the wall.
作品002 Interface dynamics above a vegetated bed

    Giulio Foggi Rota (Okinawa Institute of Science and Technology), Alessandro Chiarini (Okinawa Institute of Science and Technology), Marco Edoardo Rosti (Okinawa Institute of Science and Technology)

    The water flow in streams and rivers is typically turbulent and separated from the air above by an interface, while it often develops above a vegetated bed. To explore this, we perform realistic simulations of the air-water flow over a submerged vegetation canopy, accurately capturing the interface between the two fluids and individually resolving each canopy element. This visualization highlights the deformation of the interface, driven by the complex interactions among the three phases of the system: air, water, and vegetation. Our study provides insight into natural canopy-flow dynamics and informs future engineering solutions (e.g., for coastal protection purposes).
作品003 RANSとDNSの組み合わせによる実際の主翼周り巡航状態での遷移の再現

    焼野藍子 (東北大学流体科学研究所), 森悠二 (東北大学流体科学研究所), 大林 茂 (東北大学流体科学研究所)

    Stationary and traveling waves transition of 3D boundary layer around a main wing of CRM-NLF model is reproduced by RANS-DNS 'inverse' hybrid simulation at cruise condition: Ma 0.85, Re 17,500,000
作品004 固有直交分解による楕円体粒子の混合メカニズムの考察

    京谷 佳汰 (東京大学), 李 碩 (東京大学), 酒井 幹夫 (東京大学)

    回転容器内の楕円体粒子の混合について、固有直交分解を導入することにより、粒子形状が粉体混合に及ぼす影響を明らかにすることができた。
作品005 後退翼への三次元着氷シミュレーション

    阿部優輝(東京理科大学), 福留功二 (金沢工業大学), 藤村宗一郎 (東京理科大学), 山本誠 ( 東京理科大学)

    航空機の後退翼で発生する着氷現象をシミュレーションしました.格子法と粒子法をカップリングした計算手法により,複雑な形状の氷が付着・成長する様子が確認できます.
作品006 Multi-timescale Reduced Order Model

    Kai-en Yang (The University of Tokyo), Shuo Li (The University of Tokyo), Mikio Sakai (The University of Tokyo)

    Our proposed Multi-timescale Reduced Order Model (MT-ROM) achieves high-speed and accurate predictions of large-scale solid-fluid flow simulations in a fluidized bed, marking a critical advancement toward the realization of the cyber-physical digital twin for the powder industry.
作品007 微小トーラス管内の赤血球流動

    寺田 雄 (東京大学), 渡村友昭 (東京大学), 伊井仁志 (東京科学大学), 高木 周 (東京大学)

    埋め込み境界法を利用して赤血球を含む流れを計算しました.直管では流れは単層を維持していますが,トーラス管では二層へと遷移しました.遷移時に赤血球が壁面に漸近し,壁面せん断応力が増大することで,実効粘性が上昇することを示しました.
作品008 ロータリー打錠機における金型充填の固気二相流シミュレーション

    橋本新 (東京大学大学院工学系研究科), 三谷亮介 (東京大学工学系研究科), 酒井幹夫 (東京大学工学系研究科)

    DEM–CFD法を用いてロータリー打錠機における粉末金型充填工程のシミュレーションを行いました。下杵の運動によって金型内に負圧と下向きの流速が生じ、粉末の充填が促進されることを解明しました。
作品009 空飛ぶクルマのフリーフライト・シミュレーション

    青木 尊之 (東京科学大学), 渡辺 勢也 (九州大学), イン イクイ (東京科学大学), 瀧 優太 (東京科学大学)

    マルチローターの回転条件だけを与え、仮想空間の中で離陸・ホバリング・水平飛行・着陸および墜落など、自由航行(フリー・フライト)させる。
作品010 1000個の巨岩を含んだ土石流・1000本の流木シミュレーション

    下畑 和希 (東京科学大学), 青木 尊之 (東京科学大学), SHEN Dawei (東京科学大学), 渡辺 勢也 (九州大学), 瀧 優太 (東京科学大学)

    巨岩を含んだ土石流や流木を含んだ流れに対し、格子ボルツマン法・AMR法・自由界面捕獲移動境界・DEMを組み合わせてシミュレーションを行う。
作品011 台風境界層のコヒーレント渦に基づいた市街地での顕著な強風の発生

    川口真晴 (横浜国立大学), 田村哲郎 (横浜国立大学)

    気象モデル・工学LESハイブリッド解析手法により,台風の詳細な気流構造を再現した流入風を用いた市街地の強風解析を行いました。気象場の構造によって上空から局所的な吹き下ろしが生じて,対象建物の近傍で顕著な強風が発生する様子を可視化しています。
作品012 分子動力学法によるグラファイト表面上の混合イオン液体の濡れ機構の解析

    冨田 結子 (東京大学), 佐藤 恒 (東京大学), 杵淵 郁也 (東京大学)

    分子動力学法を用いて,グラファイト表面上のイオン液体の液滴構造を再現した.
作品013 コイルエンド部熱伝達率のサロゲートモデルを用いた油冷式EVモータの冷却最適化

    佐藤 潤一 (明電舎), 山岸 真之 (明電舎), 小久保 諒一 (東京理科大学), 龍田 和佳奈 (東京理科大学), 福留 功⼆ (金沢工業大学), 藤村 宗⼀郎 (東京理科大学), ⼭本 誠 (東京理科大学)

    油冷式電気自動車(EV)モータの冷却最適化プロセスを、冷却油の流動パターンと併せて可視化した動画です。計算コストの高い流れ解析関連部分を機械学習ベースのサロゲートモデルで代替することで、効率的なパラメトリックスタディを実現しています。
作品014 大規模数値流体シミュレーションのための可視化ツール開発

    Napat Lilittrakul (大阪大学), 後藤 晋 (大阪大学), 大槻 道夫 (大阪大学), 本告 遊太郎 (大阪大学), 増田 颯人 (大阪大学), 織田 晃登 (大阪大学), 久木元 翔太 (大阪大学), 佐伯 宏大 (大阪大学), 鈴木 雅大 (大阪大学), 中野 元大 (大阪大学), 加藤 一平 (大阪大学)

    スーパコンピューター上で直接、いかなる大規模数値流体シミュレーションデータも簡単に可視化できるように、シンプルなツールを開発しました。
作品015 人工DNAチャネル内部のイオン輸送

    平野太一 (東北大学), 赤井大夢 (長岡技術科学大学), 佐藤佑介 (九州工業大学), 庄司観 (長岡技術科学大学), 馬渕拓哉 (東北大学)

    イオンの輸送は工学分野での応用が期待されており,それらを理解・可視化することは重要です.人工チャネルであるDNAチャネルおよび,その内部のイオン輸送を分子レベルで可視化しています.

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