B. ピクセル数から大きさへの変換  

画像のピクセル数から大きさへの変換係数を表B.1に示す. (ピクセル数に変換係数を掛けると,大きさ(cm)に変換できる.)

表B.1 座標値から実際の大きさへの変換係数
条件 ピクセル数 実際の大きさ 変換係数
H015 136 1.75 (cm) 0.0126
H020 156 2.00 (cm) 0.0128
H080 176 2.25 (cm) 0.0128
H160 151 2.25 (cm) 0.0149
D01(STD) 163 2.00 (cm) 0.0123
D02 195 2.00 (cm) 0.0103
D03 202 2.00 (cm) 0.00990
D05 141 2.00 (cm) 0.0142
D07 162 2.00 (cm) 0.0123
D09 145 2.00 (cm) 0.0138
V11 171 2.00 (cm) 0.0117
V68 179 2.00 (cm) 0.0112
V44 174 2.00 (cm) 0.0115

なお,カウンター表示部とクラウンの形成場所は異なるため視差が生じるが,

  • カウンター表示部の一つの間隔は,2.5mm
  • カメラからクラウンまでの距離は,最低2m
  • カウンターとクラウンまでの距離は最大で10cm程度

であることから見積もると,視差は5%以内に収まることがわかる. そこで本実験では,視差は無視した.