1. はじめに

1.2 本研究の目的

TI2006 では 最大不安定モードの解釈がなされているが, それ以外の不安定モードや中立モード, 連続モードに関する調査は 不十分なままとなっている. 以下の問題が残されている.

本論文では, TI2006 がやり残したこれらの問題に 対して考察を行い, TI2006 が得たモードの全てについて 解釈を与えることを目的とする. 以下の節では, 上記の問題を 1 づつ考えていく. 2 節では基礎方程式を記述し, 3 節から6 節では, それぞれの問題に関する具体的な記述を行い, それに対する考察結果を示す. 7 節はまとめである.

1. はじめに