座談会「流体力学の基礎教育」

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〔林〕:ペットボトルです. ペットボトルを飛ばすんですが, ただ飛ばすだけだったら小学校の 3, 4 年生でも 2 時間ぐらいあればすぐできる. それでは大学生の意味がないから, まず, 揚力とはああだこうだ, などという話を入れるわけです. そうすると, 今度, 翼はどういう形でないといけないとか, 水と空気が両方出てくるものですから, 二相流なんですけれども, そこのところはあまりこまかく言わないで, 推力とかはどの程度にすると一番よく飛ぶかというのをちゃんと自分たちで調べるわけです. しかも, 落下傘をつけるのです. 落下傘がちゃんと上空でぱっと開くのです. その場合でも, 開かせ方がいっぱいあって, スタンダードな開かせ方はあるわけですが, 創造工学ということですから, オリジナリティーとして, 今までにない自分の方法をちゃんと考えさせるわけです. オリジナリティーがあったら, それに100点あげましょうという授業をやっています.


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