座談会「流体力学の基礎教育」

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講義の内容と方法

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並びに
数学との関わり

実験

数値
シミュレーション

将来

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〔木村〕:理論と実験というのは, 二つのパラレルなルートのような形で行われてきたわけですが, 将来は, それが融合する可能性があるような気がします. そういう可能性を目指したらおもしろいのではないかと思います. それはどっちかというと理論のほうの責任で, 今までの理論というのはあまりに抽象的で, もともと一般論だから抽象的になるんですが, 概念も身近な概念でないものが流体力学は非常に多くて, 最初に非常にとりつきにくい性格を持っているわけです. この流体力学の理論をすべてグラフィカルに示すようなソフトが, 付録としてついているようになるべきじゃないかなと思います.


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