本解析コードの体積補正効果を、三次元ダムブレイク解析を用いて検証した。 計算は一辺1mの立方体内に縦40cm、横80cm、高さ50cmの直方体を配置し、計算開始と同時に、流体を解放したものである(3.コードの検証 b)三次元ダムブレークのType2参照)。また、計算格子は立方体の一辺を40分割した等方メッシュとした。
図より分かるように体積補正の結果、体積の減少を10分の1程度に抑えた計算が可能になった。