数値計算 (2) -対流セルの水平スケール 大陸プレートの影響により引き起こされるマントル対流の水平セルサイズ 数値計算 (1) -温度場と流線関数
 

右図には, 数値計算の結果で得られた プレートの大きさとプレートの下からプレートの外側へ延びる 対流セルの縦横比の関係を示している,

計算結果は Ra=104Ra=105, 106 の場合とで 大きな違いがみられる. Ra=104 の場合, プレートの大きさに対して対流セルのアスペクト比は変化しない. Ra=105,106 の場合には, プレートが大きいほどアスペクト比の大きな対流セルが形成されている. 特に Ra=105 の場合では, プレートの大きさと 同程度のアスペクト比をもつ対流セルの形成される傾向がみられる.

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図 : プレートの大きさと対流セルの縦横比の関係. 縦軸は縦横比, 横軸はプレートの大きさ. + は Ra=106, $\circ$Ra=105, $\star$Ra=104の場合を示す.

計算結果でみられた対流の特徴をまとめると,


数値計算 (2) -対流セルの水平スケール 大陸プレートの影響により引き起こされるマントル対流の水平セルサイズ 数値計算 (1) -温度場と流線関数