3.収縮部下流における流れ場と壁面圧力分布の数値解析結果および考察


3.1 流量比Qb/Qの影響
    @流れ場
    A壁面圧力分布
3.3 管径比の影響
    @流れ場
    A壁面圧力分布
3.2 bleeding位置と再付着点との位置関係による影響
    @流れ場
    A壁面圧力分布
3.4 レイノルズ数による流れ場および壁面圧力分布の相似性

3.4 Redによる流れ場および壁面圧力分布の相似性 (END/3)
図18 相似パラメータを合わせてRedを変化させたときの収縮部下流の壁面圧力分布

 図18に、相似パラメータを合わせてRedを変化させたときの収縮部下流の壁面圧力分布を3種類の流量比Qb/Qにおいて比較した。各Qb/Qの壁面圧力分布のRedによる違いはあまり見られない。しかしながら、Red=300Qb/Q=0.1および0.5の値は収縮部下流にて、他のRedの値よりも僅かに小さい。これは図17の速度分布に見られた違いによる要因と同じと考えられる。しかし、その差は僅かであり、Qb/Q=1.0においてはRedによる違いはない。

 故に、相似パラメータを合わせることにより、bleedingを伴う収縮部下流の流れ場及び壁面圧力分布は相似となり、Redによる影響をまとめることができる。