(EQ 5)で,とおくと
となることから,特性曲線の「形」はのみに依存することがわかる.
のときの特性曲線をいくつかのについて見てみる(図3)と,のときにの周辺で傾きが負()になる,すなわち負性抵抗(付4)が現れることがわかる.この負性抵抗領域の定常流では,その状態から流速を少し増すと圧力差は減少し,逆に流速を減じると圧力差は増加する.