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3 軸対称固有振動[
]
軸対称振動の場合,ルジャンドル多項式
で展開した後,
同様にガラーキン法を用いて固有値問題に帰着した.
但し体積が保存するよう
法を用いて次のように補正している.
と
は,
式(18)では液滴体積の変化が無いように微小体積変化
![$\displaystyle \delta V= 2 \pi \epsilon\left[ \sum_{n=1}^{N}\int_{0}^{1}\mu P_{2n}(\mu)d\mu B_{n} +B_{0}\int_{0}^{1}\mu d\mu\right]$](img98.png) |
(19) |
が0となるような補正項
 |
(20) |
を導入する.
非軸対称振動と同様に(17),(18)を基礎方程式
(5),(6)に代入すると
両辺に
をかけて,0から1まで
について積分する.
 |
(23) |
の直交性を用いて対角化し,(21)と(22)から
を消去する.
これを用いて
 |
(24) |
の固有値問題に帰着し
を計算する事ができる.
ただし,
である.
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鈴木, 高橋, 宮嵜, 青山