5.2 節で述べたように, 計算領域が慣性不安定領域のみである場合には, 南北格子点数を変化させても交差モードは発生しない. 図C-1 に計算領域を(0 ≤ y ≤ 1) に固定して南北格子点数を変えた場合の分散曲線図を示す. 図C-1 に示される全ての場合において, E が増大した 時でも交差モードは現れない.
図C-1: 0 ≤ y ≤ 1 の計算領域(慣性不安定領域のみ)で求めた分散曲線図. 左から南北格子点数が 13, 16, 26 の場合の図を示している. それぞれの図をクリックすると, E を変化させた 分散曲線の動画を見ることができる.