図3-1: 4.76 ≤ c ≤ 4.92 の場合の連続モードの水平構造

図3-1 (左)に, log E=-0.20, 4.76 ≤ c ≤ 4.92 の場合における典型的な 連続モードの水平構造を示す. このモードの分散曲線上の位置は右図の青丸で示されている. この場合では, 連続モード(C)の構造だけが現れる.

図3-1 に示されたモードの臨界緯度は y=2.84 である. 図3-1 (左) では, y=2.90 付近に 1 つだけジオポテンシャルの振幅のピークが 現れており, これは連続モードの構造に対応していると考えられる.

図3-1: log E=-0.20, k=0.10, c=4.84 の連続モードの水平構造(左図) と分散曲線上の位置 (右図の青丸). 水平構造の図の等値線はジオポテンシャル(φ), ベクトルは速度場(u,v)を表す. 等値線間隔は, 4.00 × 10-2 である. 右図中の記号の意味については, 表1 を参照のこと.

図3-1: 4.76 ≤ c ≤ 4.92 の場合の連続モードの水平構造