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3.3 Ta=3*10
4
の場合
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3 非線形時間発展
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3.1 Ta=0 の場合
3.2
の場合
アニメーションは
こちら
初期擾乱を与えた
の近くで
頃から斜めに傾いたロール状対流が現れ始めるが(図
6
)、
頃には壊れ、
頃から
方向に波数1の擾乱が発達する(図
7
)。齊藤 & 石岡(2008)[
5
]で指摘した順圧不安定と同様の構造が流線関数に見られるが、この場合は平均流のシアが強化されている(図
7
右下)。
Hathaway & Somerville(1987)[
2
]と同様の杉綾模様のロール状対流が一時的に見られたが、彼らの結果以上にシアが強化された。これは、彼らが粘着境界条件という非常に強い強制で平均流を維持したために見れなかった現象が、Free-Slip条件下で実験することにより見られたと考えられる。
図6:
の場合の時間発展の様子(
)
図7:
の場合の時間発展の様子(
)
左上:
での温度場(
-
断面)
右上:鉛直平均場(順圧成分)に対する流線関数(
-
面)
左下:
での温度場(
-
断面)
右下:
,
方向に平均したシア流速
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SAITO Naoaki
2009-07-09