座談会「流体力学の基礎教育」

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〔辻〕:今さっきお見せになったような実験も非常におもしろいと思うんですけど, 機械で言いますと, 機械工学でやる学生実験では, 流体に限りませんけど, 機械の学生はすべてデータを定量的に扱わなければいけないという, ひとつの大きなポリシーがあるんですね. そうすると, ピトー管みたいなのを使って, ナノメーターを読んで, それを書き取って, 計算して, グラフにして, 何かと比較する, そういうところへ持っていかないと実験にならないという, そういう方針もあるんですね. 我々の実験は, どちらかというと, 楽しい実験よりもかなりしんどいですね. でも, しんどいけど, かなりのやつは, そこで動機を持ってくれるんですね. 私は実験は楽しいだけじゃなくてもいいと思っています.


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