次に、円盤が滑走状態Bから滑走状態Cに移行する速度(図11)に着目する。速度変化点は、速度変化のグラフから読み取った。 摩擦係数が変化する速度( 図11のV )と円盤の底面圧力の関係を示したものが図12である。ただし、この図では滑走状態Bと滑走状態Cの区別が不明瞭である軽い円盤のデータは除いてある。 この図から、変化点の速度は、およそ2〜3m/sであり、円盤の底面圧力が大きいものほど、速い速度で滑走状態Cに移行していることがわかる。 |
図12 摩擦係数が変化する速度( 図11のV )と円盤の底面圧力(単位底面積あたりの重さ)の関係。 |