Ra = 106, 107 の場合に 特に顕著にみられるように, Ta が大きくなるといったん乱流的なふるまいを経てから セル数が急増する. このことを調べるために, 追加の実験を, Ra = 106, Ta = 2×105, 5×105, 2×106, 5×106 について行なった. この時の温度分布を今までの実験とあわせて 図8に示す. Ta = 2×105 〜 106 にかけて徐々に流れが乱れていくことがわかる. 特に , 小スケールのセルは領域の中心部から生じていることが興味深い.
図8. Ra =106 の場合の温度分布.